グアム旅行記 予約から帰国まで(準備編2 入国審査と税関申告書の作成)  2024年11月30日からI-736によるグアム入国は廃止されます。

海外旅行
画像はイメージです。

2023年7月下旬にグアムに旅行しました。

5年間の海外ブランクがあったので、新たな気づきがありました。旅行の様子を「準備編1~3」と「旅行編1~2」に分けて、気ままに書いていきます。今回は「準備編2」です。

前回の「準備編1」はこちらです。

パスポート

私のパスポートの有効期限は数年先ですので、現在保有しているパスポートを使用しました。

2024年11月30日からグアム入国方法が変更となりForm I-736を用いたグアム入国は廃止される予定です。

2024年11月30日からは入国方法が変更され、I-736を用いたグアム入国は廃止される予定です。

読者の皆様の混乱を避けるため、私がグアムに旅行した際の 様式I-736の作成に関する記述はブログから削除しました。

2024年11月30日からのグアム入国方法

  • 方法1 「ESTA」を取得した上で、現地で入国審査を受けて入国する(米国Visa Waver Programを適用する)。観光または商用目的であれば90日間以内のグアム滞在が可能。従来から変更なし。
  • 方法2 「Guamu-CNMI ETA」を取得した上で、現地で入国審査を受けて入国する(グアム北マリアナ諸島連邦電子渡航認証Visa Waver Programを適用する)。観光または商用目的であれば45日以内のグアム滞在が可能。2024年11月30日から新規に適用される入国方法です。

方法1 ESTAは日本出発72時間前までの申請が推奨されています。方法2 Guamu-CNMI ETAは日本出発の7日前(遅くとも5日前)までの申請が求められています。方法1,方法2ともにネットによる電子申請です。

グアム税関申告書の作成

グアムの税関申告もデジタル化されています。デジタル税関申告書を(EDF: Guamu Electronic Declaration Form)と呼びます。

1家族に1部のデジタル税関申告が必要です。また、「グアム到着日の72時間前から申請可能」と規定されています。72時間よりも前にデジタル申請した場合は指示違反になります

まず、「Guam CQA」をネットで検索してCQA(The Customs & Quarantine Agency)のホームページに入ります。私はパソコンでデジタル申請するので(EDF Desktop)の青いボタンをクリックし、次の画面右上の「SELECT LANGUAGE」からJAPANESE(日本語)を選択して言語を日本語に変更します。

画面左下の「申告書に回答する準備ができました」をクリックして、その後は画面指示にしたがって入力していきます。入力後はこちらが指定したメルアドにQRコードが送付されてきます。私はグアム税関での万一のスマホ故障やバッテリー切れに備えて、QRコードは印字して持参しました。

日本の税関申告書の作成

Visit Japan Web

楽しいグアム旅行が終わり日本に帰国した際に成田空港で必要なのは(日本税関に提出する)税関申告で、これまた電子化されています。(5年間は紙でした)。

デジタル庁が作成したWebサイト「Visit Japan Web」に、帰国便が日本に到着する6時間前までに入力を完了すれば、簡易な手続きで日本税関の審査を受けられるとされています。一方、帰国の何日前から入力を開始して良いのかについては指定がありません。私は日本出発前にあらかた入力を進めておき、帰国前日に全ての入力を完了しました。

「入国手続きオンラインサービス Visit Japan Web」でネット検索して「Visit Japan Web」のホームページに行きます。「今すぐ登録する」をクリックして新規アカウントを作成します。その後は画面の指示にしたがって入力していきます。

パスポートの写真読み込みに難航

「Visit Japan Web」の入力を進めていくと、パスポートの私の写真があるページを撮影して「Visit Japan Web」に内容を読み込ませる項目があります。スマホでパスポートの当該ページを撮影してアップロードするのですが、写真認識NGが表示されて難航しました。パスポートへの照明の当て方を変えて30分ほどパスポート撮影、アップロードを繰り返してようやく写真認識OKが出ました。

つづいて妻が妻のスマホ(私のスマホとはメーカーが異なります)で同じ作業を行いましたが、同様に難航しました。夜になっていたので一旦諦めて、翌日日中に、パスポートを明るい窓際において再トライしたところ2~3回目で写真認識がOKなりましたが、今度は「Visit Japan Web」がパスポート番号を誤認識しています! さらに2~3回トライしたところ写真OKとなり、パスポートの内容も正しく認識されました。

写真認識は早めに諦めてパスポート記載内容をキーボードから入力する方法に切り替えるべきでした。

とにかく、出発前の時間的余裕がある時にパスポートの撮影のステップまで進めておいてよかったです。

検疫関係の手続きはありません

出入国に関して残る手続きはグアム検疫と成田検疫関連の手続きですが、両検疫共に準備は何も必要ありませんでした。新型コロナの予防接種証明も、PCR検査結果も不要です。新型コロナの検疫に関してはコロナ過前の状態に戻っています。

まとめ

この5年間で多くの申請がデジタル化されていて、スマホは海外旅行の必需品になっていました。

これで「準備編2」を終わります。